遊水地とは

遊水地の役割について

境川の河川整備

境川は、県北部の城山湖付近を源として都県境を南下し、藤沢市の江ノ島付近で相模湾に注ぐ、流域面積約211km2、延長約52kmの二級河川です。

境川の流域(*1)では、昭和30年代前半から市街化の進展が著しく、田畑が減少し、街がアスファルトやコンクリートで覆われるなど、土地の利用形態が大きく変化しました。

その結果、雨水を地中に浸透させたり、一時的に貯留したりする「保水・遊水機能」が著しく低下したため、大雨が降ると雨水が短時間に多量に河川に流れ込み、洪水に対する危険性が高まり、水害が発生するようになりました。

こうした水害を防止するために、総合治水対策(*2)を進めています。また、「かながわSafetyリバー50」(都市河川重点整備計画)に位置づけ、時間雨量概ね50mm(*3)の雨に対して安全となるよう重点的に整備を進めています。

境川からの洪水が俣野遊水地に入るときの様子(平成16年10月9日の台風22号)

境川からの洪水が俣野遊水地に入るときの様子(平成16年10月9日の台風22号)

*1 流域とは、地上に降った雨があるひとつの川に流れ集まる範囲をいいます。

*2 総合治水対策とは、河道や遊水地等の整備を行う河川対策と、雨水の貯留施設や防災調整池の設置、盛土の抑制等の流域対策を合わせて総合的に行い、流域全体として洪水被害の軽減・防止をめざすものです。

*3 ここでいう時間雨量50mmとは、境川流域で約6年に1回起こる程度の雨量をさします。

境川遊水地の役割について

遊水地は、河川堤防の一部を低くして河道からあふれた洪水を一時的に貯留することで、洪水被害を軽減させるためにつくられる池のことです。境川遊水地は、俣野遊水地、下飯田遊水地、今田遊水地の3つの遊水地によって構成され、合わせて約30haの広さを有し、約90m3/sの洪水調節を行います。

計画断面図

計画断面図

ビオトープ

俣野遊水地と下飯田遊水地に、それぞれビオトープとして様々な生き物が生息、生育できる環境を整備しています。ビオトープ内は動植物保護のため、一般の方の立ち入りを禁止しています。

下飯田ビオトープ

下飯田ビオトープ

俣野ビオトープ

俣野ビオトープ

境川遊水地公園の事業計画につきましては、こちらのサイトをご覧ください。

*関連リンクのご紹介*

【安全な河川利用や河川での事故防止に関わるホームページ】

河川水難事故を防ぐために(神奈川県ホームページ)

↑川での水難事故を防ぐために、
川のことをよく知っていただくためのチラシとリーフレットが掲載されています。

神奈川県雨量水位情報(神奈川県)

↑神奈川県内各地の雨量・水位値及び河川監視カメラ画像や
神奈川県と横浜地方気象台の共同による相模川中流と酒匂川の洪水予報が
掲載されています。

河川水難事故防止!川で安全に楽しく遊ぶために(国土交通省)

 ↑河川水難事故防止に関する取り組み代表事例集や、水辺の安全ハンドブック等が掲載されています。

【近隣の遊水地】

横浜市泉区和泉遊水地