火山ガスについて
大涌谷周辺では、今なお火山活動が続き、人体に有害な火山性ガス(二酸化硫黄SO₂、硫化水素H₂S)が発生しています。臭いが強いときや、目・鼻・喉に刺激を感じるときは危険ですので、その場から退去してください。
火山ガスの濃度上昇や土砂災害に備え、関係者による「大涌谷園地安全対策協議会」を設置し、安全対策に取り組んでいます。
次の方は生命に関わりますので車外での観光はできません。
- ■アレルギー性ぜん息の方
- ■気管支疾患の方
- ■呼吸器(肺)疾患の方
- ■心臓疾患の方
- ■心臓ペースメーカーを装着している方
- ■体調不良の方
また、妊娠中の方、新生児・乳幼児やアレルギー体質などをお持ちの方、ご高齢の方は、ごく微量でもぜん息等の発作などをおこす可能性がありますので、車から降りることをとりやめることも含め充分ご検討ください。
※24時間体制で火山性ガスの観測が行われています。火山性ガスの噴出が特に強いときは、避難等を指示する放送が流れますので、指示に従ってください。
火山ガスへの注意情報・警戒情報
SO₂基準値 | H₂S基準値 | 措置 | |
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注意情報 | 5ppm以上 | 10ppm以上 | 大涌谷園地内では屋内に退避していただきます。 自然研究路の引率入場は中止します。 |
警戒情報 | 10ppm以上 | 50ppm以上 | 大涌谷から退避していただきます。 |