山北つぶらの公園からの眺め
雄大な景観を楽しむ
裾野まで広がる富士山の雄大な景色が見られることが自慢です。(さくら山展望広場)
特に、冬の青空にくっきりと映える真っ白な富士山は素晴らしいの一言です。ダイヤモンド富士の撮影にもおすすめです。
また、つつじ山展望広場からは足柄平野や相模湾を一望することができます。
ぜひカメラを持ってお出かけください。
自然散策路
トチヤ沢まで下る起伏に富んだルート2つをご紹介します。標高差120mほどあり、急傾斜で滑りやすい箇所があるため、山歩きに適した服装と装備でおでかけください
どちらも、前半は、ゆるやかな雑木林の小道を進みます。大型動物侵入防止柵内は、シカやイノシシなどが侵入しないため、下草や低木が豊富です。丹沢山地では、シカに食べられ減少している様々な植物をみることができます。
開運の滝ルート 滝まで下るハイキングルート
1.ルート入り口は、里の広場、茶畑前です。
2.雑木林の小道を進みます。四季折々の花が迎えてくれます。
3.東の見晴らしとの分岐を左に曲がると、柵の入り口。扉を開けて柵の外へ進みます。
4.急な下りが続くので、足元に十分ご注意ください!
5.開運の滝に到着!小さな滝が4段あります。
6.滝の周辺は岩場で、クサリが設置してあります。足元に注意し、軽装の方は無理をしないようにしてください。
トチヤ沢 雑木林の林相が美しいルート
1.ルート入り口は、里の広場、茶畑の左側を奥へ進んだところです。
2.雑木林の小道を進みます。四季折々の花が咲き、秋は紅葉がきれいです。
3.柵の入り口。扉を開けて柵の外へ進みます。
4.しばらく雑木林の中をつづら折りに下ります。
5.急な下りが続くので、足元に十分ご注意ください!
6.トチヤ沢に到着!
【注意】
※大雨や強風の後は、安全確認のため、通行止めとなることがあります。
・ヤマビル:春~秋の気温20度以上で湿度が高い日には、ヤマビルが出没することがあります。吸血する生き物ですが、毒はありません。ルート入り口のBOXに対策用の塩や食酢を設置しています。足回りにかけるなど、対策にご利用ください。
・イノシシ・ツキノワグマ:山北つぶらの公園は丹沢山麓に位置し、イノシシやクマの生息地の一部です。 出合いがしらの事故を避けるため、早朝や夕暮れの時間帯を避け、できるだけ複数で行動しましょう。
山北つぶらの公園へのハイキング
山北つぶらの公園へのハイキング
詳しくはアクセスのページをご覧ください。
★平成29年11月12日に実施した、奥山家道 歴史探訪ハイキングツアーで歩いた行程をご紹介します。
ハイキングの様子や、奥山家道や周辺でみられる文化遺産の詳細は「山北つぶらの新聞」特集号をご覧ください。
「奥山家道 歴史探訪ハイキングコース」はこちら[PDFファイル/409KB]
「山北つぶらの新聞」特集号はこちら[PDFファイル/256KB]
大野山へのハイキング
山北つぶらの公園から大野山へ
所要時間70分、
詳細: 公園 ⇒ 頼朝桜 ⇒ 登山道 ⇒ 大野山
※時間や距離は概ねの目安です
都夫良野(つぶらの)の歴史
新編相模国風土記稿に見る都夫良野の歴史
鐘ヶ塚砦跡
新編相模国風土記稿(しんぺんさがみのくにふどきこう)は、江戸時代(天保12年(1841年))に昌平坂学問所により編纂された相模国の地誌で、近世後期の相模国についての最も基本的な史料ですが、この「新編相模国風土記稿巻之十六 村里部 足柄上郡巻之五」に、「都夫良野村」の記載があります。
ここに記される鐘ヶ塚(かねがつか)という古塚は、戦国時代の遺跡で、本公園のつつじ山山頂にあったと考えられています。つつじ山山頂から南東には、県指定史跡河村城跡がよく見え、城との関わりが見て取れます。
地蔵堂眺望図と老櫻図
公園に隣接する「都夫良野地蔵堂」も、「地蔵堂眺望圖」として絵とともに記載があります。「西に富嶽・鋸山、南に箱根・猪ノ鼻ヶ嶽・足柄峠等の山岳遥かに聳え、近くは谷ヶ平山・内山等の山々を眼下に望む、東方には房州の浦々及び本州三浦御崎・江ノ島の地杳に見え、近くは酒匂川の田間に曲流するを望めり、委しく縮圖に就て、言外の勝趣を創造すべし」(旧字のまま)と書かれており、当時からこの地の眺望がすばらしかったことがわかります。
今でも、本公園のつつじ山山頂から、ほぼ同じ景色を見ることができます。
また、公園から徒歩10分程度のところにある、「頼朝桜」も「老櫻圖」の絵とともに記載があります。