県立塚山公園は、標高133mの小高い山の上に広がります。「かながわの景勝50選」にも選ばれているほど眺めが良く、「見晴台」からは遠くは房総半島や横浜と眼下には横須賀港などが見渡せます。
桜の名所としてたいへん有名で、花のころには大勢の人でにぎわいますが、園路わきのアジサイもとても美しく、静かな散策にぴったりです。
忘れてはならないのが、園内にある「按針塚」です。この碑は、徳川家康の外交顧問として活躍していたイギリス人ウィリアム・アダムス(三浦按針)とその妻の供養塔で、国の史跡に指定されています。毎年4月8日には、彼の功績をたたえ「按針祭」が開かれます。
静けさに包まれ歩くも良し、歴史に想いをはせるも良し、塚山公園へハイキングに出かけてみませんか。