「満桜」
相模三川公園
青木 房雄
講評
満開の桜と青空、そして花見の人々の組み合わせが何より素晴らしく、爽やかな心はずむ春を感じさせてくれます。この日この時を選んだことを含めて、見事なシャッターチャンスといえるでしょう。濃すぎるほどに描かれた青空にクッキリと浮き上がった桜の鮮やかな花姿に加え、添景とも云える花見の人々の存在が秀逸。桜の大きさを際だたせているだけではなく、春風に吹かれているような姿が、この作品に奥行きを与えてくれました。
「秋の丹沢湖」
丹沢湖
中村 雄二
講評
秋の清澄な空気感がとても気持ちのよい作品です。クリアーに描写された山と湖と空を広く取り入れることで生じた遠近感が、適度な臨場感となって風景に心地よさをもたらしました。そして、自然と人工の調和した景観の美しさを見事にとらえています。中でも、空の高さを感じさせる白雲と、それを映した湖水の描写が魅力的です。また、奥に見える富士山もとても効果的、画面に奥行きを与え、この地の眺望の良さを端的に表しています。
「公園の語らい」
相模原公園
宮本 研一
講評
緑を生かした公園の景観が、端正な構成で表現されています。広場の手前に見える広葉樹によって曇り空が覆われ、葉陰の沈んだトーンによって、広々とした空間の静けさが感じられる作品になりました。画面の中には、ベンチに座る3人の小さな後ろ姿があるのみ。公園の寸景を写しながらも、ゆったりとした時の流れを描写しています。
「公園の賑わい」
おだわら諏訪の原公園
川島 康二
講評
休日の公園で行われたイベントを写したものでしょうか。様々な人がシャボン玉に興じる姿がほどよく切り取られています。大勢の人を写し込む場合、その表情、動作、位置関係をすべてバランスさせるのは至難の業ですが、手前の男の子を始め、良いシャッターチャンスでとらえています。また、大きなシャボン玉が適度に彩りを添えてくれました。
「三枝輝く」
大山
川井 孝
講評
杉林の中に咲くミツマタの群落という珍しい被写体ですが、雰囲気がとても良く表現されています。小さな花がたくさん咲く草木を、花が目立つように写すのは難しいのですが、レンズの焦点距離と撮影距離の選び方がよく、臨場感があります。黄色の花にもかかわらず地味な印象のミツマタの特徴を、自然の景色の中でよくとらえています。
「春景色」
秦野戸川公園
中里 二郎
「冬枯れ湖面を望む」
恩賜箱根公園
海老根 智
「ゴイサギ」
四季の森公園
柿沼 喜弘
「秋のフィナーレ」
相模原公園
坂巻 冨志子
「遊ぶ」
茅ケ崎里山公園
池田 文夫
「なかよし」
相模三川公園
荒井 三郎
「春の訪れ」
津久井湖城山公園
柳 盛康
「満開の下で」
三ッ池公園
門脇 光一
「もみじ ライトアップ」
大磯城山公園
松原 哲
「さわやか空間」
辻堂海浜公園
水戸 正敏
「大室山」
丹沢 大室山
藤村 信行
「山つつじが咲くころ」
西丹沢
杉村 雄二
「遠足」
宮ケ瀬
渡部 延郎
「満開の彼岸花」
日向薬師
伊藤 良一
「冬に咲く」
丹沢桧洞丸
関口 武雄
「ボクが主役」
三ッ池公園
坪井 裕子
「冬枯れのキャンバス」
四季の森公園
稲田 孝史
「春の花と犬」
茅ケ崎里山公園
光成 史郎
「水辺の風景」
座間谷戸山公園
奥村 文男
「淡雪の箱根公園」
恩賜箱根公園
越地 力蔵
「美声がひびく」
三ツ池公園
吉野 房子
「木道」
四季の森公園
小島 潤一
「秋の彩り」
四季の森公園
田端 邦宏
「百花繚乱」
秦野戸川公園
恩田 豊
「あじさい満開」
秦野戸川公園
飯田 清己
「春のせせらぎ」
相模三川公園
加藤 民雄
「彼岸花の咲く風景」
大磯城山公園
會田 重道
「春を描く」
津久井湖城山公園
岩田 浩一
「公園春景」
津久井湖城山公園
鹿又 清信
「好奇心の赴くままに」
辻堂海浜公園
光家 瑞穂
「ラガーキッズ」
保土ヶ谷公園
平野 昌子
「夏のわくわく移動」
相模原公園
伊藤 らっしい
「花と舞」
三ッ池公園
千田 ムツ子
「いざ!」
大磯運動公園
植木 達宏
「桜まつり」
津久井湖城山公園
石井 一義
「エメラルドグリーンの湖」
宮ヶ瀬
草場 洋介
「メルヘン」
宮ヶ瀬湖
小若 健二郎
「華やぐ森」
丹沢・檜洞丸
宇田川 忠俊
「のどかな湖畔」
丹沢湖
米世 栄治
「ゴール間近」
丹沢湖
本間 浩一