生きものが暮らすビオトープでは日々、様々な営みが
繰り広げられています。
食べ跡や足跡など、生きものたちの生活の証拠を物語る
”フィールドサイン” を 探すイベント「遊水地探偵団 大募集!」を
12月9日に開催しました。
ご参加は小学生と保護者、計14名。講師の早川広美さん(あおぞら自然共育舎)
とともにみんなで発見したもの、下見時に記録したものを併せてご紹介します。
★<モズのはやにえ>
バッタ類 ミミズ
カナヘビ(ご参加者が発見!)
モズが捕まえた獲物を草木の枝などに突き刺したものです。
冬場の食料、なわばりを示す目印…等、目的はいろいろと
言われていますが定かではないようです。
★<中型哺乳類の足跡>
タヌキ タヌキが滑ったところ。 タヌキ(上)とアライグマ(下)
※アライグマの指は長く、物がつかみやすい形です※
★<その他ラインナップ!>
羽があちこちに! この鳥に何かが起こったのか?
ザリガニのはさみなど・・・捕食されたようです。
山に生育する「オニグルミ」の実!
境川の増水時に運ばれたようです。
しかも・・・割れ目がギザギザ!リスが齧って食べた跡です★
カマキリの卵 アシナガバチの仲間の巣
どちらもヨシの茎にしっかりと設置されていました!
★★★「フィールドサイン」によって、ビオトープは
虫、鳥、ケモノ、植物・・・たくさんの生きものたちが
お互いに関わりあって生活する豊かな場所であることがわかりました。
ぜひ、生きものの様子を観察しに遊びにいらして下さい!!★★★